KUMEJIMA 久米島

球美の島。
琉球王朝の時代、久米島はそう呼ばれていました。
「琉球一美しい島」という意味です。
東洋一の絶景と言われる「ハテの浜」を筆頭に、
エメラルドグリーンの海と白い砂浜に縁どられた
この島には、今もなお沖縄ならではの
豊かな自然があふれています。

そんな久米島の一番の魅力は、
やはり色濃く残る沖縄らしい離島の景観。
それは、久米島独自の食文化やローカルな町並みなど、
生活の温度をまとった風景でもあります。
島民と交流したり、地元ならではの食を楽しめること。
これも、久米島ならではの魅力です。

久米島には、おいしい朝と昼と夜があります。
あなたも久米島の風景に溶けこんで
「島の暮らし」を体験してみませんか?

久米島の朝

ふーちヌーパン

早朝7:00から営業している島のおしゃれなパン屋さん。
店名の「フーチヌー」は「風を知る」という意味だそうです。店長の酒井さんは新潟出身。
今までパン職人だったわけでもなく全くの素人の状態から始められたとか。

  • コンセプトは、
    「島と育つ」

    2023年の春からパン屋さんとしてスタートしました。営業日は毎日200個ほどパンを焼いているそうで、久米島の常連のみなさんのお好みやご自身が作ってみたいパンなど、その時々のイメージで作っているそう。まさにコンセプトの「島と育つ」の通り、このお店が島のみなさんの力を借りて育っていっているんだなぁと感じます。

  • チョコレートや
    Tシャツも

    少し奥に入るとイートインスペースがあり、久米島で作られたチョコレートやコーヒー、紅茶などを楽しめます。ちなみにここは、元はTシャツ屋さんだったそう。今でもたくさんオリジナルTシャツを販売しています。あの宮崎駿さんデザインのものもあります!

  • 早朝から
    久米島の味をお届けする

    人気はこちらの「塩バターぱん」。最近はここのパンとコーヒーを楽しみに久米島に来られる方もいるそうで、島内だけじゃなく島外にも少しずつ人気の輪が広がっています。午前中にはほとんど売り切れちゃうことが多いので、食べたい方はお早めに。

ふーちヌーパン

沖縄県久米島町仲泊511−2
営業時間:7:00〜14:00
定休日:水曜日

久米島の昼

ゆくい処 笑島

カフェと併設するように佇むゆくい処 笑島(わしま)さんは、
店主の島袋さんの、二人のお子さんの名前にある「笑」という字から名付けられたとか。
すごくいい名前だなあと思っていると、やっぱり島袋さんの笑顔も素敵でした。

  • 日本一の
    久米島の素材を活かす

    京都の料亭での修行経験を持つ島袋さん、お店がオープンした当初は定食屋さんでしたが、3日でそば屋にチェンジ。漁獲高日本一の久米島産車海老を使った、久米島でしか食べられないそばを振る舞うお店になりました。他にも地元産のもずくを生で使う「わしまそば」など、島自慢の食材にこだわっています。

  • 島の人にも
    美味しいものを食べてほしい

    お店はオープンと同時にたくさんのお客さまで賑わいます。店内にはご友人のアーティストの方の作品が飾られていたり、夜は島の方だけが注文できるコースなんかもあるそうで、地元のみなさんに愛されているんだなぁと、少し島民のみなさんが羨ましくなりました。

  • 「車海老そば」は
    海外でグランプリ受賞!

    他にもマンゴーカレーやソーキそばなど、どれも一味違った美味しそうなメニューばかりですが、やはりなんといってもオススメは車海老そば!数量限定の「やわら」は殻ごと食べられます。濃厚だけど最後の一滴まで飲み干せる満足度の高い一杯です。

ゆくい処 笑島

沖縄県島尻郡久米島町西銘1372−1
TEL:090-3790-4518
営業時間:11:00~14:00
     ※夜18:00〜23:00は完全予約制
定休日:木曜日

久米島の昼

そば処やん小※長期休暇のみ営業

お昼どき、すこしだけざわつく久米島に、島の花や木々に囲まれた
瓦屋根のすてきな店構えのお店がオープンします。その名も、そば処やん小。
店主・仲宗根さんの久米島愛とそばへの情熱にあふれた、「島味噌もやしそば」で有名なお店です。

  • 久米島そばの
    定義をつくる

    「島味噌もやしそば」は、久米島で作られた味噌ベースのスープに豆乳を加えて味を馴染ませた、他にはない沖縄そばです。もやしがたくさん入っているのですごいボリュームなのに、びっくりするほど食べやすい。しかしそれもそのはず、なんと注文された方の様子を見て味噌の量を調整されているのだとか。美味しいわけです。

  • 最後は、久米島を
    いかに知ってもらえるか

    仲宗根さんがお店を始めたのは2007年。お店を始める前に東京の沖縄料理屋で修行をしたそうなのですが、理由は「沖縄そばの“禁じ手”を学びたかった」から。それさえ守れば、あとはオリジナリティを出せると考えたそう。開店時も告知物はカラーコピー3枚だけ。お客さまを見て、味を守ることで、最終的に久米島を知ってもらえたらそれでいいと言います。

  • 古民家風じゃなく、
    古民家?

    沖縄の雰囲気抜群の店内ですが、何を隠そうお店は仲宗根さんが今も実際に住んでいるお家だそうで、閉店後にはいつも自宅に早変わり。身も心も久米島愛で満たされるお店です。

そば処やん小

沖縄県島尻郡久米島町仲泊509
TEL:080-3226-3130
営業時間:11:30〜16:00
定休日:日曜日
※営業は長期休暇のみ
(営業日についてはInstagramをご確認ください)

そば処やん小Instagram

久米島の夜

Bistro HAL

夜に美味しいワインや本格的なフレンチを楽しみたいとき、久米島の人たちは
今までどうしていたのでしょう。2024年6月にBistro HALさんがオープンするまでは、
島に同じようなお店は一軒もなかったそうです。

  • 実はフレンチに
    最適な環境

    店主である横浜出身の志賀さんは、島の食材にとても魅力を感じていたそうです。車海老などの魚介はもちろん、野菜、フルーツなどの食材がたくさん揃っているし、なにより生産者さんと直接繋がれるので、食材の魅力や引き出し方を教えてもらうことができるのが素晴らしいとのこと。この「ムルーとタコの魚介ソーセージ」は久米島ならではの素材をふんだんに使ったおすすめの逸品。

  • 久米島の人と
    自然に惚れ込んで

    元々システムエンジニアだった志賀さんは、10年修行したのち島に移住。旅行がきっかけで久米島の大ファンになり何度も足を運んでいたらしく、奥様との結婚式も久米島で行ったそうです。その時には、すでに島にもたくさんご友人ができていました。

  • 久米島に
    新しい風を

    今まで島になかったタイプのお店ということもあり、オープン当初は受け入れられるか心配だったそう。しかし、観光客の方からの支持がだんだんと島のみなさんにも浸透し、今や久米島を代表するレストランに。休日はたたみ石の海でサップをして久米島を満喫しているそうです。「夜、仲間たちと過ごす時間は久米島からの贈り物なのかもしれない」そう言って志賀さんは笑っていました。

Bistro HAL

沖縄県久米島町仲泊966−45
TEL:070-4445-0608
営業時間:17:00〜22:00
定休日:日曜+不定休

久米島の夜

Brewery Tumugi

久米島には、他の離島のように賑やかな夜の街があるわけではありません。
ですがここだけは、夜も人と歌声で賑わっています。Brewery Tumugiさんは、ご家族連れでも、
島のお酒好きでも、誰もが気軽に楽しめるBARとして2022年にオープンしました。

  • とにかくビールとBARが
    好きなご夫婦のお店

    島袋さんがお店を始めたきっかけは、奥様が「クラフトビールを作りたい!」と起業したこと。隣のビール工場で奥様がビールを作り、島袋さんがそれをBAR提供するスタイルです。お料理はローストポークや車海老のピザなど、ビールに合うお料理が中心です。

  • モットーは
    ゆる〜く、楽しく!

    21時まではディナータイムですが、お客さまにお子さまがいたらテレビのチャンネル主導権はお子さまに譲渡。21時からは地元の人たちが集まってきて、いつの間にかカラオケ大会。本島の大学に通っていた頃からBARが好きだった島袋さんは、少しずつ人口が減っていく久米島でも誰もが楽しく過ごせるように、島の未来を温かく見守ってくれているようでした。

  • 島で唯一の
    クラフトビール工場

    オススメは、シークワーサーを使った「夏の日のセゾン」。まさに暑い日の夕暮れ時に飲みたくなるようなフルーティーで爽やかな味わいです。お二人のこだわりが詰まったビールとお料理、そしてなによりそこで出会った人たちと楽しむ久米島の夜は、一生忘れることのない時間になるでしょう。

Brewery Tumugi

沖縄県島尻郡久米島町仲泊1087−6
TEL:090-9789-1919
営業時間:18:00〜25:00
定休日:日曜日